みなさん。
せっかく資格をとったんですし,何かしませんか。
なんだか思ったんと違う。
何していいかわかんない。
ほかのひとはなんだかキラキラしててうらやましい。
でもそんなツテもなければ,時間も余裕もない。
そうでしょう。
僕もそうでした。
まずはあれです。
1)何がしたいのか,考えましょう。
自分は何がしたくて,大枚はたいてキャリアコンサルタントの資格に挑戦しようと思ったのかをもう一度思い出してください。
キャリアコンサルティングで困っているひとたちを助けたかった。
キャリアコンサルティングの技術を必要としている会社に就職したかった。
キャリアコンサルティングの資格をとってこいと上司に言われた。
人事系なのでなんとなく必要だと思った。
キャリアセンター勤務なのでなんとなく取った。
キャリアセンター等で働きたかった。
僕の場合は,当時まだ大学職員だったので,資格の有無は関係なくどっちにしても進路相談や就職相談はしていたし,それが仕事でしたから,特に資格を取る必要はなかったのですが,まぁなんとなくカッコがつくかなと思ったぐらいのつもりでした。
結果,退職してしまったので,別に使い道を考えたくなって今に至ります。せっかく取ったんだから,資格ビジネスの養分になるだけなのか,何かを得られるのか,自分次第ですし。
で,考えました。
考えている途中ですが
今は全体の底上げができたらいいなと思っています。
自律分散型社会がすぐそこまで来ています。
自律分散は,個人が活躍する世界線です。
一は全
全は一
個がそれぞれできることを,できる範囲で貢献することで,社会に貢献できる世界です。だからひとりでできることなんてたいしたことないけれど,それぞれが同じ目的に向かって,ビジョンをつくって,仲間を募って,進んでいってもいい社会です。
その成否はもちろん個に委ねられます。責任も背負います。
僕はでも,そういうことがしたいなと思いました。
さぁみなさんも考えましょう。
時間は5分。
A4用紙を取り出して,横向きに置きましょう。
箇条書きでOKです。
思い付いたことを片っ端から書いてください。
できました?
さぁそれでは
何がしたいか思い出したら
2)今度はそれをどうやって達成するか考えましょう。
どんな方法で達成しますか?
まずは何から始めればよいですか?
どんな手順で達成しますか?
何か知識が必要ですか?
お金が必要ですか?
それはひとりでできることですか?
ほかにはなにか必要なことがありますか?
いろんなこと思い浮かんだと思います。
あとはこれをいつやるか?というだけですね。
さぁいつやるか。
3)今でしょ。
やりましょう。
どうしても勇気がわいてこないときは,誰かに相談しましょう。ほら,今こそキャリアコンサルタントに相談するチャンスです!
さぁ,その時
キャリアコンサルタントに相談することを考えた,その時
あなたはどんなことを感じましたか。
肯定的?否定的?
不安?心配?
お金払って相談する?
意味あります?
知らないひとに?そうまでする?
そのことについて
ひとしきり考えてみてください。
そのうえで,ぜひ勇気をもって相談してみてください。
そういうコトが自然になる。
情報は知識として持っていればいいだけの時代から
自分で処理して,取捨選択する時代へ
情報量が指数関数的に増えた今,
自分ひとりでは処理しきれない「抜け漏れダブり」を「対話」を用いてキャリアコンサルタントの第3者視点を活用してチェックしていくアプローチはとても重要です。
そして,これを社会人において,自然な選択肢にしていくことは,おおきなパラダイムシフトを起こすことでもあります。
対話を用いた知恵の洗練は,実はもっとも生産的であるという研究データもあります。チームメイクする際,チームメイトに優秀な人材が何人いるのか?よりも,チーム内での心理的安全性や場を建設的なやり取りにする空気感(あるいはそれを創り出すひと)の方が生産性により関与するというのです。
扉は開いてから悩みましょうか。