キャリアコンサルタントの仕事。

7つの習慣SC

キャリアコンサルタントとしての仕事を始めようと思っています。

そもそもなんでまたキャリアコンサルタントの資格を取ったのかというと,当時まだ大学の職員だったので,就職支援業務をするのに資格があったほうがなんかカッコイイというのがありました。

資格があったからといって給料があがるわけでもないのですが,キャリアコンサルタントの資格が国家資格に変わったこともあって職場に何人かはしっかりと資格を持った人が居た方がそれはそれで説得力もあるだろうということも頭の隅っこにあり,それでなんとなく勉強を始めました。

前職の国立大学事務では学生支援を24年間やっていたので,資格があるとかないとかあんま関係なく,就職支援業務をすることもありましたし,そのためのシステム開発に携わることもありました。

大学職員のうちとりわけ教務とか学務とか言われる分野の仕事は,カリキュラムとか入学試験とか,授業とか奨学金とかそういう事務仕事が本来の業務でありながら,勤務時間の多くは学生や先生たちとの対話に費やされます。

そうすると資格はないけれど,心理カウンセリングのようなこともしなくてはいけないですし,キャリアカウンセリングやコーチングのようなこともきっとしていたと思います。

もちろん踏み込んではいけない領域はありますから,そういうのは敏感に察して,しかるべきところと連携をするわけです。

言わばグレーゾーンを上手に裁く能力が必要な分野なのです。

そんな感じなので,さして資格の有無に僕の仕事が影響されることはないので,言ってみたら体裁を整えるための資格取得ではありました。

けれども
国立大学を退職して,自営を始めた今
誰かに強制された支援とか,ポリシーに反するサポートでなくて,
本質的に「支援」するという仕事をやってみたくて,せっかくだから資格を活かすことはできないかなと思い立ったのです。
(ちょっと意味わかんないですね。ひどく感覚的なことなのです。)

キャリアコンサルタント(国家資格)という資格は,ご存じのとおりそれだけで今すぐなにか仕事があふれているというものではありません。

箔は付いたが,実はない。みたいな感じですかね。
いわゆる士業とは異なり,キャリアコンサルティングという行為は資格がなくともできてしまうんですね。

独占できなければ,ブランディングとしての資格はさておいて,僕という個人がこれで何かするためには「実力」とか「実績」は不可欠なものです。

なので,なにかとりあえず始めてみようと。

何者も,最初の一歩は「未経験」からスタートするわけですから,「もう少し実力がついてから」とか「実績をある程度積んでから」と言っていてはいつまでたってもスタートできないのは明白です。

実際そんなふうで資格をとったものの,何にも役に立たずに単なる資格ホルダーになってしまうこともたびたびあるようです。

しかしながらみなさん。
キャリアコンサルタント(国家資格)のみなさん。

この資格の有用性を創り上げていくのはたぶん我々自身です。
資格は資格。これだけでは意味を成しません。
資格ビジネスに巻き込まれている感は最初っからあったはずです。そのうえで僕らは誰か大切なひとたちのためにエネルギーを注ぐ仕事を選びたいとそう思ったのではないでしょうか。
何年か先,何十年か先に,この資格がすごく価値のあるものになるように僕らは今,それぞれにできることをしていく必要があると僕は考えます。そのためにも情熱を絶えず燃やし,勇気を持って手を伸ばしたい。

なので,なにか仕事をしようかと。

塾業界の格言にこんなのがあります。

「明日やろうはバカヤロウ。」

#そんな格言はない

そうです。
今日から始めるのです!!

…なんか仕事ください。
#これやっちゃダメなやつ