オトナはみんな定期的に自分自身と向き合う時間をつくって欲しい。

キャリアコンサルティング

キャリアコンサルティングをよく知らないひとにとっては,キャリアコンサルティングだろうが,キャリアカウンセリングだろうがどっちでもかわらないだろうし,もっと言うと,カウンセリングもコーチングもメンタリングも知らない人からみたら,何がどう違うのかもわからないだろうし,そもそも興味だってないんじゃないかと思うのです。

そうするとそれに代わる何かしらの言葉を用意しないと,一般層に対する訴求力は極めて薄弱で,「キャリアコンサルティング」はすべてのオトナ(内容によっては子どもにも)にとって必要なものだという僕の主張が,彼らに届くことはないということになります。

第一義的に「お悩み相談」だとしてしまうと,なんとなくニュアンスがかわってしまうように感じていて,というのも僕は「お悩み相談」という言い方をすることはあっても,「お悩み相談」というようなライトな感じで1on1をしているつもりは概ねないのです。

1on1には,1対1の面談というような意味合いがあります。

これにも昨今のビジネスマネジメント界隈でのニュアンスを考えれば,単なる1対1で話をすることから,上司との面談や,果ては1対1のカウンセリングのような含みを持たせている使い方まであります。

僕がキャリアコンサルティングという言葉を使うことに若干の抵抗を感じるのは,先述したとおり単純にこの言葉では,受けてもらいたいと思っている層に対して訴求できないのでは?という疑念があるからです。

(そして事実,できていないと思います。)

僕がやっているのは「お悩み相談」ではなくて,オトナになればなるほどおろそかになりがちな「自分自身と向き合い,自身の内側と言葉を交わす時間の確保をサポートすること」です。

オトナにとってこういう時間は本当に大切なのだと感じています。

それは僕自身が経験の中で感じたことでもあり,辛さや苦しさを感じたからこそその必要性を切実に感じているということです。

もちろんひとによって感じることは違うでしょうけれど,大なり小なり,年齢を重ねるうえで自分をどのようにして受け入れるのかについて考えることがあるはずです。

その中で,受け入れきれずに後回しにしたり,観て見ぬ振りをしてみたりすることがあるのですが,そのようにあたかも自分はうまくやり過ごしていると思っていても,実のところ消化しきれずにずっと自分の奥のほうでくすぶり続けるのです。

そういったことをしっかりと受け止めるための時間。
おおざっぱに内省時間と言っていますが,自己対話をする時間帯,とりわけその想いを言語化してしっかりと自分の口から言葉にして外に出すことが大切なので,その意味でも言葉を受け止めてくれるひと(コーチなのかカウンセラーなのかキャリアコンサルタントなのかはさておき)が必要なことは間違いないと思っているのです。

具体にどんな効果があがるのかと言われれば

・メンタルダウンへの予防効果
・心の引っかかりを解消するような言わばデトックス的な効果
・気付いていなかった自分の感情への気付き
・現状把握
・自己理解,強み弱みの棚卸し
・問題点や改善点の確認
・問題解消のための気付き,あるいは判断,決意,決断
・具体名解消の戦略,戦術の模索,検討,実行
・目標達成へのアプローチ
・目指す自分とのギャップの確認

など,テーマによって様々です。
テーマを外れたところから,気にも留めていなかったことに気が付いたりもします。唐突に,ああそうか,と気付くこともありますし,そういえばアレもやってなかったな,なんてことにもよくなります。

だから定期的なサポートをすることで脳内整理ができていいと思いますし,僕が信頼するコーチに定期的にサポートをしてもらっているのもそういう理由です。
向上したいと思うことがその源泉であることに違いはないのですが,向上したいと特別思っていなかったとしても,たまに定期健康診断的にカウンセリング(呼び名は何でも良いのですが)を受けることがマイナスになることはないでしょう。
(施術者の力量もありますから,たとえば「あぁこんなもんか。取り立てて役には立たないなー」と感じることはあったとしても,マイナスになることはたぶんないと思います。)

いずれにしても,僕らはただ生きているだけで使っているアプリケーションはどんどん増えていきますし,アプリを消したり,終了させたりしても,メモリ内にプログラムの実行カスみたいな,ちょっとしたゴミをどんどん残していって,そのうちOS自体が重たくなって,動きが悪くなってきます。

知らず知らずのうちに,勝手な思い込みや制限を課していて,ときにそういうものをリセットしてあげる,パソコン自体を再起動してあげるほうが,メモリ解放できて,スッキリサッパリ,スムーズに動くようになりますから,ぜひぜひそういうリブートタイムを設けて欲しいと思うのです。

ええ。そのためのキャリアコンサルティングです!